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第40回定期総会ならびに平成24年新年賞味会・各種公的表彰受賞者合同祝賀会開催

写真:総会の様子

総会の様子

平成24年度事業計画および予算案を承認

 平成24年1月25日(水)午後1時より東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテル・ボールルームで、社団法人日本中国料理協会の第40回定期総会が開催され、平成24年度事業計画および予算案について審議され、承認された。終了後、平成23年度台湾派遣研修生報告会が催された。


第40回定期総会

 総会の冒頭、司会の中原裕治青年部長から、代議員総数235名に対して出席代議員101、委任状89、計191で、規定の定足数を満たし、総会が成立していることが発表された。
 田中喬副会長による開会の辞の後、陳建一会長が、「昨年の東日本大震災、福島の原発事故による影響が尾をひいており、苦労している会員もいるが、がんばっていきたい。今年は日中協設立30周年にあたり、大きな事業を抱えている。改めて、会のためにこれまで尽力してきた人たちに感謝したい。今年9回目になる「青年調理士のための中国料理コンクール」をビッグチャンスとして生かしてもらいたい」と挨拶した。
 議長に畔蒜俊光副会長が選任され、同じく議事録署名人に大石清治、松原雅宏常務理事が選任されて総会は議案審議に入った。

審議事項

  • 第1号議案 平成24年度事業計画承認の件
  • 第2号議案 平成24年度収支予算案承認の件
  • 第3号議案 その他の件

審議の経過

朝倉孝和事務局長から、公益社団法人への移行も踏まえた事業計画が発表された。主な事業は次のとおりである。

  • [文化振興のための事業]
     「圓卓」の内容の充実。「圓卓」別冊「日中協三十年のあゆみ」の発行。ホームページの内容充実と有効活用。
  • [調査・研究]
     4名の研修生を、浙江省杭州を候補地として派遣。
  • [調理技能向上・職業の安定]
     「青年調理士のための中国料理コンクール」、賞味会の開催。「食養薬膳調理師」の通信教育講座実施など。
  • [国際交流事業]
     3月、浙江省杭州を中心に研修視察旅行を実施。8月〜9月、浙江省杭州より関係者を招き、講習会・交流会を開く。6月に中国薬膳料理関係者を招聘。
  • [組織の拡充]
     公益社団法人への移行申請を本年度中に完了させ、平成25年4月1日より公益社団法人に移行できるよう準備を行う。東京地区本部をはじめ首都圏各支部組織の活性化をはかる。入会を促進し、会員6000人大台回復を実現させる。
  •  以上の主な内容を含むさまざまな事業が提案され、全て満場一致で承認された。
     次に第2号議案である予算の審議が行われたが、満場一致で承認が得られた。
     公益社団法人への移行手続きに向けた準備を含む第3号議案も、満場一致で承認が得られた。
     議長退任に続いて、幹事委嘱状が、石浦恵三幹事長より各地区本部・支部を代表した新幹事14名に手渡された。
     最後に、財津広次理事による閉会の辞によって、総会は滞りなく終了した。

    平成24年度台湾派遣研修生報告会

    写真:報告をする研修生のみなさん

    報告をする研修生のみなさん

     総会が終了したのち、昨年10月12日〜24日まで台湾台北市に派遣された研修生の報告会が開かれた。
     4人の研修生を代表して、中村勇一団長が次のように挨拶した。
    「台北市餐飲業職業工会の各支部の方々に指導していただき、料理をはじめ、彫刻や皿の飾りつけなどを教えていただきました。皆さん、休憩時間や休みを利用して、熱心に指導してくださいました。途中、台湾研修視察団とも合流することができ、楽しくも苦しくもあった研修でした。今後、日中協のために微力ながら役立っていけたらと思います。日中協のみなさま、研修先で御世話になった方々すべての人に感謝申し上げて、お礼にかえさせていただきます」
    最後に、研修生の仲間で、昨年末に急逝した笠上勝司氏への哀悼の意を表した。

    平成24年新年賞味会・各種公的表彰受賞者合同祝賀会が開かれる

     総会に引き続き、恒例の新年賞味会と公的表彰受賞者合同祝賀会が総会会場に隣接した宴会場で開かれ、例年通り、多数の来賓、賛助会員が出席した。会場には表彰状が飾られ、足を止めて見入る人の姿も多く見られた。

    開会・会長挨拶

     司会は山中一男専務理事・技術委員長が務め、脇屋友詞副会長の次のような開会の辞で幕が開いた。「昨年は、東日本大震災、福島の原発事故、各地の大災害により、景気低迷で弱りきったわが国に天から大きな試練が与えられてしまいました。私たち国民は経済環境の悪さを嘆くばかりでなく、復興に向けてひたむきに努力する被災者の姿を見習い、日常の業務に向き合い、難局を打開したい」

    写真:陳建一会長

    陳建一会長

     続いて、陳建一会長が昨年の震災、原発事故に遭った人たちへのお見舞いの言葉に続いて、「日中協設立30周年という節目で、9回目の青年調理士コンクール、世界中国料理大会ほか、多くの行事が目白押しの年です。積極的に参加、支援をよろしくお願いします。今年は呼んでいただけたら、できるだけ支部にうかがいたい」と今年度の活動に意欲を示した。

     さらに、顧問である神山榮一・元海事科学振興財団理事長は、「景気の悪さに責任を転嫁せず、お客さまに満足していただける料理、無駄を省く調理場を研究していただきたい。かつて日本在住経験のあるベトナム人がお金をかけずに暮らしているお話をしたが、今はもっと生活費はかからないと聞いております。これに習って、経費は削減できるはずです」と挨拶した。

    来賓祝辞

     国会本会議の合間を縫って出席した田村憲久衆議院議員は、「干支のようにめまぐるしく総理大臣が変わる国の経済が、よくなるはずはありません。世界で価格が下がり続ける国は日本だけです。今このデフレを止めて、利益が上がるような状況にしない限り消費税は上げられません。そのための環境作りをするのが、政治の役割です」とアピールした。
     山口靖・農林水産省外食産業室長は、「農業活性化のためには、新しいフードビジネスが活性化されなければなりません。農業と料理界が新しい付加価値を作るフードビジネスの構造を作り上げていきたい」と今後に向けての展望を示した。
      デービッド・リョン・香港政府観光局次期局長は、「中国料理は香港観光にとって重要で、かけがえのない財産でもあります。5月には政府高官による日本訪問が予定されており、その際、主要都市で香港フードフェスティバルの開催を予定しています。あわせて、美食展にも参加する予定であり、日中協と香港政府観光局がこれを通じて絆を深めていきたい」と表明した。

    表彰受賞者紹介・開宴

     昨年の公的表彰受賞者が演壇の前に揃い、盛んな拍手で祝福された。受賞者を代表し、谷中渉相談役が謝辞を述べた。「受賞は身に余る光栄です。私ひとりの栄誉ではなく、日中協の代表として、中国料理調理人の一員として受賞することができました。昭和31年に見習いとしてこの世界に入り、41歳のとき、大城会長をはじめとする創立メンバーの一員として参加し、懸命に活動しました。日中協なくしては、今回の受賞はありえません。日中協ならびに業界発展のために尽力していきたい」

    続いて、株式会社海老正社長の宇佐見高司氏の発声による乾杯から開宴となった。

    写真:会長、副会長によるダルマの目入れ

    会長、副会長によるダルマの目入れ
     

    歓談が続く中、副会長3人の介助を受けて、陳会長がダルマに目入れを行った。

     今回の会場では、山形県の食材や水産庁の調査捕鯨による鯨肉の紹介が行われ、注目を集めた。

     定刻5時近く、地区本部長全員が演台に集合し、松原雅宏・京浜地区本部長の音頭で三本締めが行われ、近藤紳二常務理事の閉会の辞により、今年の新年賞味会は幕を閉じた。

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